この討論番組を見て思うことは色々ありますが、とりあえず、今日はこれだけ。
農産物(米など)の輸入によって消費者の選択肢が広がることは良いこと、という意見は必ず出ますね。しかし、実際に消費者は選択できているか? 選択というからには、正確な情報開示が最低限必要ですよね。
国産それも、地元野菜とはるばる海を越えてやって来た輸入の同じ野菜がスーパーで並んでいたら、明らかに多くの人は地元野菜を選んでます。これははっきりしていますね。農家の朝採り野菜を販売する施設が郊外に増えてますが、この人気は凄いです。中国産野菜への不安から原産地を気にし始めた人、特に子供を持つ親は原産地に注意する人が多いです。生鮮食料品特に野菜は明らかに国産、地元産を選択していると思います。
しかし、原材料の産地を明記しなくてよい法律のようで、加工食品では、主原材料に産地は書かれていないです。だから多くの人は知らずに輸入野菜や肉などを摂取しています。これは現実選択しようにも情報提供がないのだから、国産、輸入の選択できていません。
さらに、あの牛肉偽装事件で明らかになったように、原材料を偽っても解らない?最終商品に牛肉使用と書けてしまうのが今の日本の状態です。この件はたまたま発覚してしまったが、ザル法をそのままにして、どのように選択できるというのでしょう。
多くの消費者は、より安全で新鮮(地元)な食物を望んでいると思いますが、一方で、貧困が進んで屑米が混じっていようがとにかくお金をかけずに食べられればいい、という層も凄く増えていると思うのです。これは選択というより、生きていくためにそうせざるを得ない・・・。
「安全」で、美味しければ一般庶民は「高い」国産を選択しなくともいいではないか・・・?という意見もよく聞かれます。
「経済」だけの頭の理屈ではそうだろう。しかし、現実はそうはならないのではないでしょうか。外国のとてつもない大規模農営で農薬、遺伝子組み換えは多くなるでしょう、たぶん。地球温暖化でおいしい米が作れるところは偏ってくる、砂漠化が進んでいる、異常気象が激しい、災害の多発、人口増・・・。結果として、輸入をいつでも出来るとはこの先予測できない・・・・。安定供給という面でも不安があります。 選択するどころか国内生産を落として外国に依存する事は極めて危険!
大規模農家さえ、国の政策で苦しくなっている、日本の農業をささえている中小農家はもう止めるしかないという状況で、今後もお金さえ出せば美味しいお米をお取り寄せ出来るとおもっているのだろうか?とっても疑問。
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